大手企業部長職,メルマガ発行人など4つの顔を持つ男(nikkeibp.jp)

大手企業の現役サラリーマン、しかも部長職という多忙な役職につきながら、ほぼ毎日書評メルマガを発行し続けている人がいる。松山真之介さん(ペンネーム、51歳)だ。そこから、さらに活動がひろがり、今では“4つの顔を持つ男”と言われるまでに発展している。

メルマガ「Webook of the Day」で知られる松山真之助さん。

少しだけ仕事でメールのやり取りをしたことがあるんですが、もはや著名人の域だというのにとても丁寧で人懐っこい(?)メールをいただきました。人柄がうかがえますね。

この記事でお年が51歳と知って軽く驚いたんですがホント、精力的に活動されています。

「毎日、8時には帰宅して10時ごろ就寝します。たとえば、ダラダラとテレビを見ていたような無駄な時間が無くなりました。1日をとても有効に使えます。それから、こんなにいろんな活動ができるようになったんです。今やっていることは全部自分の“楽しみ”です。だから、大変だと思ったことは基本的にありません」。

「もちろん、前日がとても遅かったり、疲れが取れていなかったりしたら、遅く起きることもありますよ。“絶対、必ず”しなければならないことではないので、無理はしません。続いているのは、メリットの方が圧倒的に大きいからです」。

自分は時間の使い方が下手だなぁ、と常々反省するんですが、ともすると「しなければ」になってるんですね。
カツカツにスケジュールを詰めて、疲れちゃうことが多かったので、この記事の「無理しない」「メリットがあるから続けられる」という部分はとても目からうろこでした。

明日からはのびのびと頑張ってみましょうかね。


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《まぐまぐ!メールマガジン》 Webook of the Day


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後藤田正晴氏が死去 副総理や官房長官を歴任(asahi.com)

旧内務官僚出身で、自民党衆院議員として、副総理や官房長官などを務め、晩年は「政界のご意見番」として知られた後藤田正晴(ごとうだ・まさはる)氏が19日、肺炎のため死去した。91歳。

「カミソリ後藤田」逝く。

何かおくやみネタが続くとしんみりしてしまいますが。

最後まで貫いた「非戦」 亡くなった後藤田元副総理(asahi.com)
「国民全体が保守化し、政治家がナショナリズムをあおる。大変な過ちを犯している。アジア近隣諸国との友好こそが大事なことだ」

後藤田元副総理が死去「カミソリ」の異名(nikkansports.com)
政治改革推進派の代表格で、憲法改正論議では護憲派の姿勢を貫いた。87年9月、ペルシャ湾安全航行への貢献策として海上自衛隊の掃海艇派遣問題が浮上した際には、官房長官として「平和国家の国是に反する」と強く反対。引退後もイラクへの自衛隊派遣に反対し、小泉純一郎首相の政治手法などについて苦言を重ねた。

歯に衣着せぬもの言いと辣腕でならした警察官僚時代に「よど号ハイジャック事件」や「連合赤軍あさま山荘立てこもり事件」といった大型事件を担当。その後政界入りし、田中角栄をはじめ大平内閣、中曽根内閣で要職を歴任。政界引退後もモノ言える数少ない政治家として時の総理に助言し続けてきた「ご意見番」。

個人的に「絶対に改憲反対!」ではないですが、周辺国への視点、歴史的加害者の視点は忘れてはならないと思います。

野党が抑止力にならなくなった今、与党にもの言える人物がまた一人逝ったことが惜しまれます。
しかもテロ対策と戦争体験を併せ持った稀有な人物でした。

享年91歳とのこと。大往生と言えるのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。

後藤田正晴
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ダイエー創業者の中内功氏が死去(NIKKEI NET)

ダイエー創業者で、経団連(現日本経団連)副会長などを歴任した中内功氏が19日午前9時半、脳梗塞(こうそく)のため、神戸市内の病院で死去した。83歳だった。

高度成長とモータリゼーションに歩調を合わせ、大規模・ロードサイド店舗を展開、「良い品をどんどん安く」と流通構造を改め、ついにはスーパーが百貨店を追い抜く売り上げを達成した。

間違いなく、戦後新たな価値を創り出したひとです。
後年その経営手法が時代に追いつかなくなった面もありましたが、ゼロから事業を立ち上げたそのエネルギーは敬意に値します。

正直、小売業がここまで影響力を持ちえるとは考えられませんでした。

今のダイエーは後進に継がれていますが、ぜひ時代にフィットした新たな価値を創り出して欲しいと思います。

ご冥福をお祈りします。

▼関連記事・各界からの声
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宮内オリックス会長「日本経済に足跡」・中内氏死去(NIKKEI NET)
平岩・東京電力顧問「消費者視点の哲学」・中内氏死去(NIKKEI NET)

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ドキュメント・ダイエー落城
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【10月1日 追記】
nikkeibp.jpに『カリスマ』の著者として中内氏に肉薄してきた佐野眞一さんのコメントが掲載されたので紹介しておきます。
巨星落つ~佐野眞一氏が語るダイエー創業者、中内氏(nikkeibp.jp)

9月19日、ダイエーの創業者である中内●(いさお へん「工」つくり「刀」))氏が亡くなった。同氏を最もよく知るジャーナリストである佐野眞一氏に、中内氏が日本の流通業界にもたらした功罪、そして中内氏の人となりを振り返ってもらった。

佐野氏は、中内氏の生涯を通して、経済成長とはなんだったか、豊かさとはなんだったかを問う企業ノンフィクション「カリスマ」の著者である。
確定投票率は67.51%、過去最高(nikkansports.com)

総務省は12日午前、衆院選の最終確定投票率は小選挙区が67・51%、比例代表が67・46%だったと発表した。03年の前回衆院選(小選挙区59・86%、比例代表59・81%)をいずれも7・65ポイント上回り、96に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、計4回の衆院選で最高の投票率となった。

めちゃめちゃ今さらですが。

まぁ結果に関してはいたるところで色々言われているのでそちらに譲りますが、なんにせよ投票率が上がったのはいいことです。ブロガー諸氏の活躍もけっこう影響したかも知れないですね。

選挙の内容には・・・色々ありますけど何事も一気呵成にはいかないですからね。選挙への関心が高まって投票率が上がったことで、ひとまず良しとしましょう。

それでふと思い出したんですけど、家にあった『GQ JAPAN8月号』に『20人の“日本人”が語った「私の愛国心」。』なんて特集があったんです。 なぜか見開きトップが鈴木宗男氏。

もちろんこの時点では元・衆議院議員として登場しています。
「郷土を思い、弱者を思う。支えあう心を忘れないこと。」だそうです。

以下部分抜粋。

今の政治家の多くがいわゆる二世議員。彼らは、努力を知らないし、弱者の立場を理解できないんです。それでは日本は良くならない。政治家はサービス業なのだと思わなくては。政治家はやりすぎくらいで丁度いいと思いますよ。たとえバッシングを受けても、やるべきことはやらなくてはいけないでしょう!

う~ん、自分全肯定。や、別にいいんだけど。
好き嫌いは別にして、今回ムネオ氏の「選択と集中」は上手かったなぁ。
あのくらいの戦略を持たなきゃダメだよ>野党のみなさん

それでこの特集には他にも、福島みずほ、松浪健四郎、土井たか子、志位和夫、なんてみなさんが出てるんですけど、う~ん、ひとそれぞれですね。なんか明暗分けてるみたいなところもありますね。

しかしこの特集で1ページにデカデカと顔写真が出てるのはムネオ氏だけだよ。
どんなセンスだね「GQ」ってば。あなどれないなぁ。

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「百寺巡礼」展、横浜で開幕(asahi.com)

作家・五木寛之氏の目線で、各地の古寺の魅力を探る「百寺巡礼」展(朝日新聞社など主催)が13日、横浜市のそごう横浜店で開幕した。

お、いいかも。

秋はどこかに旅したくなる季節ですけど、そんな時間がなかなか取れない時には、こういう催しでゆったりしてみるのもいいものですね。

シリーズ2回目となる同展では石山寺、青岸渡寺など30の寺院を映像、写真、解説パネルで紹介。仏像などの収蔵品約80点も出品されている。会期中無休。19日まで。一般800円など。

19日で終わっちゃうんですね。この連休で行ってみようかな。

百寺巡礼 第9巻
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▼シリーズの検索リンクです。
『五木寛之の百寺巡礼』(ビーケーワン)