小泉首相の靖国参拝は「違憲」高裁判決(nikkansports.com)

小泉純一郎首相の靖国神社参拝は政教分離を定めた憲法に違反し、精神的苦痛を受けたとして、台湾先住民ら188人が国と首相、靖国神社に1人当たり1万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(大谷正治裁判長)は30日、参拝を公的で違憲と判断した。

すごい。バランス感が見事な判決。

原告側は「実質勝訴」とみて上告しない方針。請求が棄却されているため、国側が判決理由を不服として上告することは事実上難しく、判決は確定する見通し。

この判決に対して総理や官邸は納得できない様子。

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「大変遺憾だ」 靖国違憲判決で官房長官(asahi.com)

う~ん、そう言うだろうなぁ。この判決もあくまで高裁なので、別件で最高裁が憲法判断を回避したり、あるいは合憲判決を出したら最高裁判例の方が優先されるんでしょうけど。

ちょっとは周りの国に気を使おうよ。頑固と信念は違うからさ。
郵政選挙が勝ったからって、すべて白紙委任してるわけじゃないんだよ。

靖国問題
靖国問題
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高橋 哲哉著
筑摩書房 (2005.4)
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靖国神社
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赤沢 史朗著
岩波書店 (2005.7)
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靖国神社一問一答
石原 藤夫著
展転社 (2002.12)
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ABC RE-OPEN ANNIVERSARY 9月25日(日)~10月2日(日)

青山ブックセンターに足を運んでくださることに、心から感謝しております。おかげさまで青山ブックセンターは一周年を迎えることができました。

いいなぁ。ABC、お客さんに愛されてるって感じ。

普通、「閉店します。永らくのご愛顧ありがとうございました」なんて言ったら、最終日だけドッと人が来て後は懐かしむだけ、ってのがパターンだと思うんですよ。でも復活を望む声が多くて、資本は変わったけど営業再開してみたら、何とか客足が戻ってきてるようなんですね。

無くなってから気づく価値、ABCは持っていたってことなんでしょうね。

品揃えは、個人的な好みとちょっと違うけど空気が大好きなお店です。カバーも好き。

こういうふうに売り上げってだけじゃなくて、ブランド、というか存在価値をお客さんに支えられてる本屋さん、ず~っと続けて欲しいな。。。

今度の職場は近所にABCがあるのでちょくちょく覗いてみましょうかね。

だれが「本」を殺すのか 上巻
佐野 真一著
新潮社 (2004.6)
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だれが「本」を殺すのか 下巻
佐野 真一著
新潮社 (2004.6)
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エイベックスが「のまネコ」Flash収録を中止へ 商標登録も中止依頼(ITmedia)

「のまネコ」問題でエイベックスは、「恋のマイアヒ」CDへのFlashムービー収録を取りやめ、商標登録出願も中止を依頼すると発表。一方、「2ちゃんねる」に同社員への殺人予告が掲載されたとして被害届を出す方針だ。

言わんこっちゃない。音楽業界の権利意識では普通だったかも知れないけど、いささか勇み足だったのでは。

エイベックスは「多くの方々が共有財産として楽しんでいる『モナー』等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです」と説明している。

2ちゃんとの共同プロモーションみたいな持っていき方なら、こんな騒ぎになることもなかったでしょうに。。。

それにしても話題の.jp とか見ててもいつもランクインしているこの話題。ネットユーザーの関心は高かったですね。

ブログユーザーにしても、2ちゃんねらーにしても、ホント影響力大きくなったなぁ。

▼関連記事
エイベックスが「のまネコ」商標登録取り下げ、CDの特典映像も収録中止(INTERNET Watch)

儲かる会社はNewsづくりが上手い
竹村 徹也著
実務教育出版 (2004.9)
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クチコミで動かす!
リチャード・レアマー著 / マイケル・プリチネージョ著 / 高橋 真人訳
PHP研究所 (2005.9)
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ライブマーケティング
田中 双葉著 / 小野 彩著
東洋経済新報社 (2003.7)
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サイバーエージェント、「アメーバブログ」開設者数が50万を突破(japan.internet.com)

株式会社サイバーエージェントは2005年9月26日、同社が運営する Blog サービス「アメーバブログ」の開設者数が50万人を突破した、と発表した。

確かに、ちょっと前から総合ランキングが「/507254人」中となってますね。

2005年2月に Blog 開設数が10万件突破を記録。9月16日にサービス開始1周年を迎え、9月24日に開設者数が50万人を突破した。

結構な伸び率でしょうか。そういえばプレスリリースも受け取ってました。

Press Release 2005/9/26
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ブログサービス「アメーバブログ」がサービス開始1周年
開設者数50万人を突破
http://ameblo.jp/
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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証マザーズ上場:証券コード4751)が運営する良質なコンテンツを輩出するユーザーへの賞金付与を行うブログサービス「アメーバブログ」(http://ameblo.jp/)は、2005年9月24日に開設者数50万人を突破いたしました。9月16日にサービス開始1周年を迎えたばかりですが、開設者数50万人に達するという驚異的な伸びをみせております。

また、昨年に引き続き、今年の年末にも「第2回 アメブログランプリ」と称した年間総合ランキングを企画しております。この総合ランキングではアメーバブログのブロガーを対象とし、「グランプリ」には高額賞金の100万円を授与、その他にも3ヶ月以内(2005年10月~12月)に開設したブロガーを対象に贈られる「新人賞」や書籍化の可能性がある「アメーバブックス賞」などいくつかのユニークな賞をご用意しております。

今後もアメーバブログは年内100万人の開設者数を目指して、より魅力的なコンテンツの創造と共にユーザーがストレスなく快適に利用していただける環境の整ったブログサービスを目指して努めてまいります。

年内100万人はキビシイくないですか? まぁ目標だからいいけど。

それより、総加入者数よりもアクティブユーザーの定着を目指しましょうよ。広告モデルとしてデカイ母数が欲しいんでしょうけど、ブログファン とか見てるとアクティブ率は10%にも満たないみたいだし。

アメブロにもうひとつテストで作ったブログ、「テスト」と書いたままで3ヶ月放置してるのに総合ランキングが「83455位/507254人中」ってどういうことなんでしょうね。。。

プラットフォームの提供ってコトならlivedoorやFC2、Seesaaが容量やカスタマイズで最強だし、ユーザーとの距離感の近さならはてなでしょう。著名人ならやっぱりココログかな。アメブロは微妙なポジションだなぁ。

そりゃ最初は社長を応援したくてココにしたけど。何か違和感を覚えるこの頃です。


図解ネット業界「儲け」のしくみ
久我 勝利著
翔泳社 (2005.2)
通常2-3日以内に発送します。
最近は朝晩ひんやりとして、めっきり秋らしくなりました。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。何をするにもいい季節ですね。

先週は箱根にツーリングに行ってみたんですが、もっと色々遊んで視野を広げてみたいと思ってます。そんなわけもあって大前研一さんの『遊ぶ奴ほどよくデキる!』を読んでみました。

遊ぶ奴ほどよくデキる!
大前 研一著
小学館 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。

大学教授や経営コンサルタントとして活躍する大前さんは1943年生まれ。62歳ですね。
サラリーマンでいえば定年、という年齢にも関わらず、大前さんはとても精力的に遊んでいます。

ゴルフは言うに及ばず、オフロードバイクに乗ったり、クラリネットを演奏したり、クルーザーでマリンレジャーを楽しんで、自分で釣った魚に舌鼓を打ったり。

スケジュールの合間に自転車で都内を移動して、目に付いた風景をデジカメに納めたり、とムダがありません。そこで撮った写真は家族との会話のネタにしたり、会社のホームページのネタになるんだそうです。
ホントにムダがないですね。

大前さんは、講演会や起業家向けのセミナーを主催していたり、雑誌の連載や本の執筆もこなしていて、多忙な毎日を送っていますが、休日を満喫するために計画を立てて、効率的に、そして全力で遊ぶんだそうです。

曰く、「いい仕事をするためには、余暇を充実すること」がとても大事なポイントなんだそうです。
好きなことなら自然とやる気も出るし、スポーツにしても読書にしても、自分の糧になるような時間を過ごしたいものです。

この本の中で大前さんが述べている「自分が自由になるために計画を立て、実行する」という考え方と実行力は、自分でもこの秋の目標にしてみたいと思ってます。
計画って自分をガチガチにするためのものではないんですね。

大前さんの実践術は、決して高価で特殊なものではないので、見方、考え方でこうも変わるのかと目からウロコです。

クルーザーを所有するほうが、自動車を所有し、維持するよりも安い場合があるのに、クルーザーは高価で、普通の人が行う趣味ではない、という固定観念が日本人の遊びの幅を狭めている、と指摘しています。

提言だけでなく、マイレージの活用法や都心近郊のちょっとしたガイドなど、普通のサラリーマンでも心持ちひとつで実践できるようなヒントを多く提供しているのがありがたいです。


このように「遊び」に関して、日常に捕らわれて見えていなかった視点や、友人や家族との過ごし方、また大前流の自立した子育てのコツといった、「人生の過ごし方」のエッセンスがたくさん詰め込まれている本です。

アクセク追われるのではなく、豊かな人生を送りたい人にオススメです。